ツタヤテレビで休日を

ツタヤテレビで観た映画等の感想を書いています。

野生の呼び声

今週のお題「2020年上半期」

お題「ゆっくり見たい映画」

お題「気分転換」

野性の呼び声 (吹替版)

さっとまとめると

  • 全編CGの犬が出てくる映画。犬がリアルすぎて何だかなー。
  • ハリソン・フォードが主役だけど、もう少し彼らしい演技が光るシーンが欲しかった。
  • 犬と人間のふれあいが描かれるが、やはり本物のタレント犬を使った方が感情移入しやすかったように思う。

 米国の有名な古典小説を映画化したものです。

製作・配給はディズニー。

全編CG。犬も、背景も、何もかも。

俳優陣はどうやって撮影したんだろうかと疑問に思います。

さて、ストーリーは例によって他のサイトにお任せ。

eiga.com

ここからは感想です。

正直、何とも言いようが( ;∀;)

というのも、すべての犬(オオカミも)がCG。喋らないんですが、その分表情で感情を表そうとしています。

そう、ディズニーですから大体想像できると思いますが、眉毛動かしたり、上目遣いになったり。

やりすぎです。最近の映画は「語りすぎ」です。観る人に考えさせない。これはいけない傾向だと思います。観客の心の中の色々な経験と映画で俳優の表現が、映画館の中で化学変化する機会を奪っています。何が言いたいかというと、映画製作陣が観客の気持ちを「誘導しすぎ」です。大人が楽しむ映画からどんどん離れていってしまっています。ディズニーの悪いところです。やはりディズニーはディズニー。

スターウォーズもそうでしたが、ディズニーは俳優の個性を奪っています。今回のハリソン・フォードもそうです。CGに演技させるように、彼に「彼らしい演技」しかさせていない。彼はハンソロやインディージョーンズだけではない。ジョンブックも彼です。

今回の演技は、もっと彼に好きなように演技してもらった方が良かったと思います。

理由は、あまりにも映画全体が短調だから。

ストーリーは良いです。当たり前です、名著が原作だから。

やっぱり、この映画をこんな風にしてしまったのは、ディズニーが原因。ハリウッドは、ディズニーとの付き合い方を考えた方がいいです。このままでは、本物の映画観客がどんどん離れていってしまう。

そして、この映画にでてくる犬は、本物が良いです。

タレント犬は、かなりの演技が出来ますし、「人間が作った犬は本物に勝てない」。なぜなら本物はイレギュラーな動きが必ず入るし、それが普段犬を見ている私たち人間にとって自然だから。

モーションキャプションとAIを使いCGで犬を作っているんだろうけど、やはり人間の都合でCG犬を演技をさせています。つまり、それは犬ではなく、映画を作る人間の都合で動くアニメ犬だから不自然なんです。

それが映画全体を陳腐にしているし、子供映画っぽくしてしまっています。

この映画の原作は、大人の話です。おとぎ話ではない。

感情移入ができる映画にしないと。

やはりディズニーはダメです。今後どんどん観客から背を向けられるようになるでしょう。